公開日: 2025.01.20

誰にでもあるマイノリティな部分について

行政書士 ​西浦 邦子

行政書士 ​西浦 邦子

日本行政書士会連合会 兵庫県行政書士会阪神支部

この記事の執筆者:行政書士 ​西浦 邦子

一般民事に精通した法の知識と実務経験で、行政書士業務を行っております。建設業許認可申請全般のサポート業務について許可取得のご相談から作成までワンストップで対応させていただいております。LGBTQなどのマイノリティと周囲の方のサポートも行っております。

マイノリティには「少数派」「少数者」という意味があります。例えば、血液型ではO型やA型の人に比べるとAB型の人はマイノリティに該当します。利き手が右手ではなく左手の場合もマイノリティと言えます。また趣味のランキングを見て見ると年代によっても様々でスポーツ、音楽鑑賞、ゲーム、手芸、読書などが上位を占めますが特化した分野が好きで仕方ない鉄道マニア、歴史マニアなどといった人たちもマイノリティと言えます。私たちは何かしら、人との違いやマイノリティの部分があるものなのです。

そう考えると、性的指向(好きになる性)や性自認(心の性)において少数の人たちは多くの人から見ればマイノリティかもしれません。そもそも誰もがマイノリティな部分を持っているのだからそれは個性であり特別なことではないと思います。現在、性的マイノリティの割合は約9.7%(2023年電通ダイバーシティ・ラボの調査による)という数値があり約10人いれば1人が該当します。このように他の人との違いに気づくということは「自分らしい個性」に気づくということ。お互いの個性を大切にし合いたいですね。